社交ダンスとアイスダンス
先日の佳菜ちゃんのスポスタを見て、またまたもう1つ書きたかったお話を…。
私は昔からダンスとかパフォーマンスを観ることが大好きで、金スマの社交ダンスもキンタロー。&ロペスペアの途中から、やっぱりそのパフォーマンスに惹かれて、かぶりついて見ておりました。
動画をお借りします。
大ちゃんが「氷上の社交ダンス」と言われているアイスダンスに転向して以来、実は時折、金スマのキンタロー。&ロペスペアの社交ダンスと勝手に比較したり、あれこれ思い出しておりました。
キンタロー。&ロペスペアは、最初のうちはギクシャクして、二人ともが二人の本来の力を出し切れていないモヤモヤした時期がありました。
(ちなみにロペスくんはお笑い芸人の岸英明さんです。)
ロペスくんはとても優しい人で、二人が覚醒する以前は、ロペスは「キンタロー。さんが踊りやすいように」と、キンタロー。の踊りに自分を合わせて踊っていましたが、
そこを見抜いた社交ダンスのカリスマ講師・山本英美先生が、「ロペスはキンタロー。に合わせて踊っているつもりだが、実はそれではロペス自身だけでなく、キンタロー。も踊りにくいのだ」と指摘。
先生はロペスに「行きたい所まで行きなさい、どこまで行きたいの?」とご自分自らがロペスの相手となって誘い、その言葉に誘導されながらロペスは自分の動きを制限せず踊ると、
先生は「そう、そうしたかったの。それをすればいいのよ」とロペスを促すと、先生のご指摘通り、キンタロー。も「踊りやすくなったし、ムダな動きをしなくてよくなった」と言い、その後の二人の演技は格段に良くなっていきました。
アイスダンスは「氷上の社交ダンス」と言われているとはいえ、英美先生の指摘がアイスダンスにも当てはまるかどうかは全く分かりませんが、
スポスタの中で大ちゃんが「女の子が動かすという感じではない」「女の子は男性に任せなきゃいけない」と話しているのを見て、 キンタロー。&ロペスペアのこのひと幕を思い出したのです。
以前、哉中ちゃんが「大ちゃんの世界を一緒にダンスで体験してみたかった」「音楽のとらえ方、一つの動作に他の誰にもない個性があって、滑り方や表現の仕方もすごく好き」と語っていましたが、
「大ちゃんの世界」に哉中ちゃんを誘い、それは、私の勝手な想像ですけど、哉中ちゃんの望むところであり、哉中ちゃんなら、高橋大輔の世界の中で伸び伸びと、むしろ哉中ちゃんに潜在するポテンシャルを見事に引き出して開花させるような気がします。
哉中ちゃんが、かつて一緒に練習していた「大ちゃんの滑りをずっと見ていた」と言うと、大ちゃんも「僕も哉中ちゃんばかり見ていた」と言っていました。
もしこれがお互いに社交辞令でなければ、実はそんな頃から、互いの踊りやセンスの相性を無意識に感じ取っていたのかも知れませんね。
なんとなく「ダンスの相性」というか、「ダンスのセンスのレベルが近い」のかな?と私は勝手に妄想しています。
それからもう1つ、金スマの中で社交ダンスの治面地良和先生が語っていた言葉ですが、キンタロー。とロペスが覚醒する以前、たしか「1+1=2でなくそのまま1のような感じ、それくらい別々に見える」みたいな事をおっしゃり、
英美先生は「私「I」がではなく私たち「We」の気持ちが大切」と言ってみえました。
かなだいデビュー戦のNHK杯のリズムダンス「Mask」を観た時、私がまず大ちゃんファンであるせいか、まず大ちゃんの演技に目がいってしまう自分に気がつきました。
しかし全日本ではNHK杯の時よりも「二人の演技」として観ていたように思います。
やっぱり社交ダンスもアイスダンスも「二人」で音楽を表現するものという事なのでしょうかね。
来季が今から楽しみでなりません。
かなだいのお二人。
健やかで、充実した練習ができていますように…。
えみりん🎵