日本の私たちに届いたよ!

昨夜の昌磨の涙、美しかったですね。

結果は残念でしたが、私は今まで以上に昌磨のファンになったように思います。

宇野昌磨「嬉しさと言葉で表現でない涙」一問一答(日刊スポーツ) 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191103-11030006-nksports-spo

ショートプログラム(SP)4位と出遅れた宇野昌磨(21=トヨタ自動車)がフリー136・79点にとどまり、合計215・84点で8位となった。SP首位のチェン(米国)が297・16点で優勝を果たした。

宇野は得点発表を待つ「キス・アンド・クライ」で涙。その理由などを明かした一問一答は、以下の通り。

-今の気持ちは

宇野 演技内容は本当に多くのミスをしてしまいました。ただ、ショート(プログラム=SP)のような気持ちは一切なく、最初から最後までどれだけミスしても、最後まで諦めずに、思い切りいけたんじゃないかなと思います。試合で成功させるために練習している。試合で成功しなければうれしくないし、楽しくない。できないからといって諦めるのではなくて、できるように練習を積み重ねたいです。

-キスクラでの思いは

宇野 自分がもし1人で演技をして、歓声が何もなかったら、決して泣くことはなかったと思う。あのような演技をして、それでも歓声をたくさん送っていただいたことに、うれしさと、言葉では表現できない涙が出てきました。

-SPからフリーへは

宇野 気持ちで負けないようにしようと。あんだけ失敗してしまったので「いい演技」とは全く言えないんですけれど、僕は最後まで諦めなかった。それがSPとは違った、唯一のところかなと思います。

-コーチ不在

宇野 僕は今、コーチは不在なので、それもあって、コーチ以外の方に支えていただくことが多くなっている。こうやって数試合を経験して、やはり、コーチというものがいた方がいいのかな。最初は全く分からなかった。でも数試合経験することによって、断言はできないけれど、僕の弱さを少しでも一緒になってくれるコーチを、つけたほうがいいのかなと思っています。

世界選手権2018

-観衆に支えられた

宇野 いつもだったら「本当にすみません」とか「申し訳ない」っていう気持ちが出てくるんですけれど、それより「ありがとうございます」と伝えたいです。(松本愛香通信員)

昨夜の昌磨はたくさん転びました。
でも、最後の最後まで、プログラムを大切に大事にするんだ!という昌磨の強い気持ちがひしひしとテレビの画面越しに日本の私たちに届きました。

https://dai.ly/x7nghct

そしてキスクラで流した涙。
綺麗な涙でしたね。
悔し涙ではないという昌磨。いかにも昌磨らしい。

私はふと、一昨年の世界選手権を思い出しておりました。あの時も昌磨は転びまくりましたが、不思議とプログラムの世界観が壊れることがなく、見ているこちら側の意識が転倒によって途切れてしまうこともなく、それどころか、昌磨のまとっている空気さえ、プログラムを表現しているように見えて本当に感動しました。

https://radikal.ru/video/vVAwU90HjYK

世界選手権2018

あの時も昌磨は何回転ぼうとも、最後の最後まで、僕はこのプログラムを絶対に大切に大事にしたいんだという昌磨の強い気持ちが伝わってきたように思いました。

そして滑り終えた後に流した静かな涙。綺麗な涙でしたよね。

私の汚ねえ(-.-;)汚れた心が洗われました。誰かに見てもらうための涙でもなく、ドラマを作り上げるための涙でもなく、昌磨の純粋な気持ちが溢れたような涙でした。

綺麗な涙

そして昨夜のフリーは昨季までの昌磨よりさらに厚みが増して、時に曲の音に寄り添うように力が抜けていて、昌磨の味わいが出ていたように感じました。

何回も滑り込んで力の抜けたプログラムは、人によっては「こなれ感」が出てしまって、なんだか曲の世界観から覚めて冷めてしまいますが、

昨夜の昌磨のフリーは、滑り込む時間も充分になかったのではないかと思われる中、曲に溶け込んでいくような、重厚でしなやかな演技でした。

曲の最後に昌磨が顔をあげた時、ひとつの物語を見終わったような気がしました。こうやって昌磨は、昌磨の演技に深みが増していくのかなと思います。

ロステレコム杯も応援してるよ~!

え~みりん🎵

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高橋大輔

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