ファン層だけでなく演出家の層も広がった?氷艶2025
氷艶2025が大盛況のうちに終わり、1週間が経ってしまいました。
もちろん私は家計の事情でお留守番でしたが、会場に観に行かれた方々の貴重な言葉をXで読ませて頂き、感動の熱量を分けて頂いております。
心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
真央ちゃんやリス兄、フェンシングの太田雄貴さん、波岡兄やん、古田新太さん、吉田沙保里さん、織田君や西川流四世家元等、皆さんが観に来られていたようですね。
https://ameblo.jp/namioka-kazuki/entry-12915043628.html
日本文化とスケートの融合がコンセプトの氷艶ですから、多方面の演者や俳優陣、音楽アーティストとコラボする事で相乗効果となり、互いに互いのファン層が広がり、確実に文化とエンタメの普及と発展に貢献しているのではないかと思います。
私はこれまで、真央ちゃんと大ちゃんのアイスショーを比べてきましたが、この氷艶は言うまでもないのかもしれませんが、アイスショーとはまた別のカテゴリーであると改めて感じました。
今回観に来られた西川流四世家元の方が「唯一無二の感動。これはアイスショーではない、新たなドラマティックなエンターテインメント」と語ったそうで、
婆娑羅以来、あれだけの芸能に携わる錚々たる演出家や俳優陣、アーティスト等が集結してまでも成そうとする氷艶の重み。
その中心にいる高橋大輔の凄み。
過去プロが披露される昌磨のアイスブレイブや、準備期間を充分にとる真央ちゃんのエバーラスティングに嫉妬していた私ですが、
ここに来てよくよく考えてみると、こんなにも壮大なアイスショーに、しかもその中心に大ちゃんがいて、
羽生くんでもなく、昌磨でもなく、真央ちゃんでもなく、大ちゃんが中心に求められてショーが出来上がっていく。
高橋大輔がロックに乗せて激情を表現 「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」でみせた新境地(一部抜粋)
4回目となる「氷艶」で高橋大輔がみせたのは、競技時代にも挑んだロックに乗ったスケーティングと、プロになってから磨いてきた演技力だった。
7月5~7日、横浜アリーナで開催された「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」。
日本文化を氷上で表現する「氷艶」は、2017年に行われた第1回公演から今に至るまで、比類ないアイスショーとしての立ち位置を確立してきた。そして常にその中心にいたのは、唯一無二の表現者としての高橋である。
この写真の大ちゃんが腹の底からかっこいい!
大ちゃんは現役時代に「彼の演技のどの瞬間を切り取っても美しい」と言われていたけど、この写真はもう高橋大輔ではなく、温羅が写ってますよね。
今回演出をされた堤監督は、過去に誰もが知るドラマ「金田一少年の事件簿」や「世界の中心で愛を叫ぶ」の演出を手掛けられており、
今回の氷艶でつくづく感じるのは、アイスショーを「観に来るファン層」が広がることはもちろん、
「製作する側の層」の厚みも今後、どんどん増していくのではないかと感じます。
レンズ越しでも分かった高橋大輔の「覇気」 スケート、声、表情の節々から放たれたオーラの魅力
https://news.yahoo.co.jp/articles/808a7d3881ae4264debaf7b4e8c09fed7eaad80b
氷艶公式サイトに掲載された堤監督のコメントを今読み返してみました。
ある旅のなか、突然無謀なアイデアが降ってきた。ステージのイメージが突然立体で視えた。
氷艶はアイスリンクが舞台。
通常の舞台やドラマ・映画というのは客席やカメラと対面していて一面的で平面的であるのに対して、
アイスリンクは観客席にコの字型に囲まれた舞台で、更にリンクの上空にも「使ってくれ」と言わんばかりの大きな空間があり、立体的と言えるという事なのかなと思います。
相当な高いハードルである。
演出家人生、1番の難題か。
「演出家人生1番の難題か」と話してみえます。
制作サイドである演出家の血が騒ぐ舞台が氷艶なのかもしれません。
今回まっすーとのダブル主演でこれまで以上に話題に取り上げられた氷艶でしたが、これを機に氷艶を知り「自分も携わりたい」という演出家の方々が次第に増えていくのではないかと勝手に想像しています。
地上で演出していた演出家の方々が、地上では表現できない立体的な映像とスピード感を氷上でどのように演出していくのか…。
まだ見たことのない舞台が今後、氷艶の舞台で見られるのかもしれません。
えみりん🎶