昌磨とステファン
ちょっと世間の情報とかなりタイムラグがありますが…、
昌磨のコーチがステファンに決まりましたね。その情報を聞いた時、すごく「しっくり」ときました。
宇野昌磨がランビエル新コーチをフライング発表「ハハハ。もう言っちゃった」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース 12/18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000176-spnannex-spo
あくまでも私の勝手な感覚ですけど、せっかく「あの」樋口先生のもとを離れて環境を変えるなら、なんとなく日本人じゃない方がよい気がしていたし、技術と芸術で言ったら芸術寄りの人がよいような気がしていたし、
ステファンと大ちゃんは互いにリスペクトし合っており、大ちゃんをリスペクトしている昌磨が、大ちゃんがリスペクトしているステファンをコーチに迎え入れた、という事がなんとも、すごく自然な事のように感じました。
そして、ステファンのあの性格が昌磨に合っているなと。
宇野昌磨コーチ不在の影響は大きかった?「楽しくないって思った、1人では絶対にできないことがあると痛感」(中日スポーツ) – Yahoo!ニュース 11/3(一部抜粋)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191103-00010066-chuspo-spo
理想のコーチ像については「僕は僕のためにスケートをやっていると思うんですけど、少しでもその人とともに戦いたいと思えるような人がいい」とあらためて明かした。
今シーズンが始まった頃、昌磨は「一人で大丈夫」だと言っていました。
世間では「過信があったのでは?」というような情報も目にしましたが、
宇野昌磨が「どん底」の仏杯と露杯を終えて それでも笑顔の理由(AERA dot.) – goo ニュース 11/26(一部抜粋)
https://news.goo.ne.jp/article/dot/sports/dot-2019112500051.html
コーチ不在の影響も改めて感じたという。
「責任を押しつけていたつもりはなかったけど、自然と、分かち合っていたんだなって」「僕は『結果が出ないとスケートは楽しくない』ってずっと思っていたんです。けど、あの結果なのに、僕はまた次の試合に出たい。『スケートが好きなんだな』っていう自分の気持ちを確かめられた」
「責任を押しつけていたつもりはなかったけど、自然と、分かち合っていたんだなって」
この昌磨の言葉を読んで、非常に納得しました。
実際「一人で大丈夫だ」と思っていたと思いますが、その言葉の裏には、たとえ成績が奮わなくても、それは自分(昌磨)の力不足である、という覚悟があったんでしょうね。
いかにも昌磨らしい。
そしてコーチとなる人は「少しでもその人とともに戦いたいと思えるような人がいい」と言っていたようですが、
昌磨がステファンとともに戦いたいと思ったという事であり、ステファンが昌磨にそう思わせるような人柄なんでしょうね。
【全日本選手権】男子コメント/宇野「スケート人生の大きな目標の一つでもあった」羽生「悔しいしかないです」 – コラム – フィギュアスケート|dメニュースポーツ(一部抜粋)
https://sports.smt.docomo.ne.jp/figureskate/column/20191223_1.html
(新しいコーチには技術的なことは求めてないと言っていたが、実際にステファンは技術的なアドバイスはどのくらいあったのか)技術的なアドバイスは求めてないという言葉は、すごく失礼だと思っているんですけど、ステファンとのコーチ歴は短いですけど、それを言える人柄というか。
宇野昌磨に戻った笑顔。感情を伝える相手「ステファンがいてよかった」(webスポルティーバ)(一部抜粋)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191117-00877760-sportiva-spo
ただ、今日のようなちょっと変わったミスをしてしまったとき、もしフランスのようにひとりだったら、終わったあとにああいう顔はしていなかったと思います。僕はあの時は間違いなく、ステファンに向かってああいう顔をした。その時に思っている感情を、そのまま表現できる相手がいるということは、すごくよかった」
先日の全日本選手権で昌磨は正真正銘の日本一となりました。
フランスで昌磨が転びまくったように、全日本では羽生選手がジャンプミスの連発でしたね。いずれも普段の昌磨や羽生選手の実力からはかけ離れた結果となりました。
しかし競技というのは純粋にその試合で出した力が上か下かで結果が出るべきであり、それが本来のスポーツというものであるし、スポーツの醍醐味なのだと私は思います。
連戦だったとか、そういう事は全ての選手にあり得る事であり、さらにショーが重なったり、怪我をかかえてる場合もある訳で、ただ話題に取り上げられないだけで、全ての選手たちがそういう状況の中でも試合をこなし、出た結果を自分の選手としてのランキングとして真摯に受け止めて闘っているという事ですからね。
世界に目を向けた時に、昌磨にはネイサンやボーヤンという素晴らしいライバルがいます。
来年の3月の世界選手権では、昌磨が世界一になりますように🎵
えみりん🎵