うまく力を抜くこと

私は日頃から、ネットニュースの中から自分の心に響く言葉があるとメモしてためておいて、いつも時間のある時に読み返しております。

今日はその中から坂上忍さんの言葉をご紹介したいと思います。

ネット上では坂上忍さんに対して良い印象を持っている方が少ないように感じますが、私はどちらかと言うと、良い印象を持っています。

坂上忍さんのお仕事ぶりからは、人一倍の責任感が感じられますし、芯にしっかりとご自分の考えを持っていらっしゃる。

今日取り上げる言葉も、私の心にとても響きました。

「ひきこもりだけど女優になりたい」17歳少女に坂上忍が語った“大人”の言葉(石井志昂) – (一部抜粋)- Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiishiko/20200724-00189569/

ーー私は幼いころから女優になりたいと思っていました。でも、いまは祖母の死をきっかけに心の病になり、ひきこもり生活をしています。こんな自分が女優になりたいなんて思っていいのかと不安です。(17歳・女性)


ーー坂上忍さんの言葉
今、あなたが女優になりたいって強く思っているなら、あきらめる必要はまったくないです。でもずっと家にこもって悩んでいるだけならば、時間がもったいないとは思います。

今できることを考えて、具体的な行動をとったほうがいい。そうしたら気持ちは不安なままでも、目の前のことをやっているあいだは不安を忘れられるでしょう。

行動をすることで先に進んでいけるかもしれないし、ほかに興味のあるものを見つけられるかもしれない。

ひとつ言えるのは、苦しい時期を価値のあるものにできるのは、ほかの誰かでもなく自分しかいないということです。

いつか「あの時の経験があったから、今の私がいる」と思えたら強いよね。僕のスクールでも、失敗こそが成功につなげられるということを教えています。

成功から学べることって、あんがい少ないものなんですよ。

一生懸命は誰にもできる 難しいのはうまく力を抜くこと

ただ、僕はこの年になってから「逃げなきゃいけないときもある」と思うようになりました。少なくとも、自分一人で全部抱え込まなくていい。

たいへんなことがあったときに「一生懸命にやる」って、誰にでもできることです。難しいのはうまく「力を抜く」こと。

野球で言うと、ストレートを投げる人は度胸があるようなイメージがありますよね。でも実際にやると、変化球などの緩い球を投げるほうが怖いんです。

自分をうまくいたわる技術だって必要

力を抜く技術って、自分をうまくいたわる技術でもあると思うんです。どうやって力を抜くかは、今の僕の課題でもあります。

スタッフもみんな一生懸命やっているのに、自分が「今よりももっとがんばろう」と考える必要はないと思うようになりました。「力を抜く」のも大事だからです。

けど、それは僕も全然できていないからね。だから、これは相談の答えじゃなくて、自分に言い聞かせている言葉です(笑)。

『難しいのはうまく「力を抜く」こと』
「力を抜く」というのは決して「手抜きをする」ということではなく、努力を続けるために時には心の休息を入れるということ。

ただ、真面目な人ほど「力を抜く」事が苦手のように感じます。

頑張るために時に力を抜く。

坂上忍さん、ありがとう🌱

えみりん🎵

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