純粋な野心
あ~、幸せな3日間(NHK杯)でした。
「あっ!(゜0゜)/」と言う間に終わっちった。
そしてなんと!
全日本のアイスダンスが地上波で放送されないと、遅ればせながら知ってしまいました(号泣)
どうして?なんで?
地上波に頼るしかない、このボンビーで憐れな私を、どうか助けてくださいΨ(T^T)Ψ
YouTubeに上がるかも知れませんが、YouTubeよりも<テレビ観戦よりも<会場だけど、切実な家計の事情でテレビ観戦しかチャンスがないのです…。
逃す魚がデカ過ぎて、貴重過ぎて、耐えられません!
お~ろ~ろ~ろ~ろ~(>0<)
お願いしまっす。お願いしまっす。
神さま、お願いしまっす(-人-)
それにしても試合後のニュースを読みあさっていて、「え?!」と呼吸が止まってしまった大ちゃんの言葉↓
髙橋大輔、アイスダンスデビューで食生活にも変化。新たな物語の始まり(一部抜粋)https://article.auone.jp/detail/1/6/12/21_12_r_20201130_1606685311587231
「アイスダンスに転向し、僕自身、知らない世界が広がってきているところです」
髙橋はその変化を明かしている。
「シングルで復活して2年目は、体が思うように動かなくなっていて、このまま滑り続けるべきか、と迷っていました。でも、今は乗り越えるべきことがどんどん出てくるので、目標に向かって挑む感じで。モチベーションの点では、難しさはないですね」
え?!
現役を辞める選択肢もあったのですか?
びっくりしたのは私だけでしょうか?
名だたるブロガーさんのブログを読んでいても、誰も取り上げていないところを見ると、気にしなくてよい事だったのでしょうか…。
確かに2シーズンの大ちゃんの演技を観ていると、大ちゃんの思うように体が動いてないなとは感じていました。
怪我があったとは言え、それが原因でもないような、はたまた決して体力不足でもないようにも感じていました。じゃあどうしてかな?と腑に落ちませんでした。
それが「試合」の魔術なのかな?と勝手に想像しておりました。
いずれにせよ、昨シーズンまで「覚悟がない」と頑なに国際試合に出なかった大ちゃんが今、アイスダンスで世界を狙っているのだから、全力で応援するだけなのですがね…。
デビュー戦の高橋大輔に見えたセンスと壁(全文)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201203-00010000-jij-spo
高橋大輔がアイスダンスで実戦デビューした。男子元世界王者の転身から、まだ1年足らず。11月のグランプリ(GP)シリーズNHK杯で村元哉中と組み、リズムダンスとフリーを滑りきった。アイスダンス元全日本覇者の木戸章之さんは「まだまだな部分はあるが、1年でよくここまで仕上げてシニアレベルの振り付けできちんと形にした」と評した。
2人で合わせて滑る上に演技要素や技術がシングルとは大きく違い、感性もより求められる。高橋の動きを見て「センスはかなりある」と感じたという。上半身の使い方や、村元と組み合うホールドの形の作り方などを挙げて、「アイスダンスってたぶんこんな感じだろう、という意識で作っていると思う。その方向性をぱっとつかむというのは、やはりすごいものがある」と語った。
リンクで醸し出す華があり、表現力も強みになるという。フィギュアスケートの中でも芸術性がより重視される種目とはいえ得点で競うスポーツ。新型コロナウイルスの影響で採点が日本のジャッジのみで行われ、参考記録の合計157.25点は世界歴代64位相当だった。木戸さんは「1戦を見た限りではポテンシャルをすごく感じる」とした上で、先も見据えて厳しく論評した。
◇ステップは「筆の楷書で」
高橋は男子随一とされた華麗なステップが特長だが、最高難度が4のレベルはいずれも2や1にとどまった。シングルは認定が甘く、アイスダンスはステップに求める水準が高いからだと木戸さんは言う。「アイスダンスは体重の乗せ方にうるさい。ぐらぐら揺れていないきれいな深いカーブを努力せずに描かなくてはいけない。(高橋は)力ずくでごりごり描いている感じ」と話した。
エッジで氷を押して進むストロークで余計なところに力が入っているとみる。「軸足の力を抜いて体重を氷に落とし、同時に上半身を引き上げる感覚が必要。それがないと、筆でささっと楷書で書いているというより、クレヨンでががっと描いているようなスケーティングになる」と言う。
高橋が村元をリードして組み合うホールドについては、その形には光るものがあるとしつつ「一組で滑っているというより2人で一生懸命合わせて滑っている感じがまだする」と表現した。男性の高橋が微妙な力を掛けながら相手を連れて行くように滑るには、ぐいっと寄せるのではなく動きに合わせて互いの重心を近づけることが求められる。2人が離れて並行に滑るステップでも同じように「自分のオーラで押して、相手が勝手に動くイメージ。相手を感じることだ」とした。
「くるくる」と「くるん」
フリーの後半、多回転の片足ターンで高橋がつまずいて手を付いた。この転倒扱いとなったツイズルに関して、木戸さんは基本の動きを踏まえて「ずっと一定の角速度で回りながら進まなくてはいけないが、回転速度が一回一回違う」と指摘した。回転に緩急がついてしまっており、音で表すと本来は「くるくるくる」であるべきだが、「くるんくるんくるん」になっているという。
現行の採点方式では、それぞれの技でレベルや出来栄え点(GOE)の細かい要件が定められている。指導者の視点では、得点を取るにはまずリフトとスピンだとして、「その点はうまくいっていると思う。始めて1年の今、やれる可能性として一番高いものはできている」と評価した。
ローテーショナルリフトは最高難度のレベル4を取ったが、まだ力で上げているように見えたという。「女性の下に入り込んで自分の足でぐっと上げなくてはいけない」と話し、村元とのホールドやユニゾン(調和)の取り方が大事になるとした。コンビで回るスピンについては「2人の間に回転軸があって、引っ張り合って回るのが理想。まだ自分を中心に回ろうとしている」とみた。
◇長く続けてほしい
高橋と村元は2022年北京五輪を目指している。木戸さんはその高い目標を支持しつつ、ポテンシャルを感じているからこそ「基礎的なところもじっくりやりながら、長い目で見てどこまでいけるか目指してほしい。その方が最終的には伸びる。ダンスは時間がかかるから」と語った。
木戸さんは引退するまで渡辺心さんと10年以上も組み、アイスダンスのコンビとして成熟したのは最後の3年くらいだと以前に話していた。「長く続けることで出てくる感覚や技術もある。だから、長く続けてほしい」と言う。
(時事通信運動部・和田隆文)
なるほど。
もちろん、私にゃスケートはできないし、全然分かっていないけれど、文字としては分かりやすくて、分かった気にしてもらえる😀解説です。
やっぱり、シングルとは全く別物なんですね。すごいな、大ちゃん。
それから喜ばしい朗報もありました!
世界選手権を見据えて国際大会に参戦の可能性があるとな!
村元哉中、高橋大輔組 年明け海外デビューも視野(一部抜粋) https://hochi.news/articles/20201129-OHT1T50209.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
1月の結成後、NHK杯がデビュー戦となった村元、高橋組が世界選手権を見据えた海外参戦をプランに組み込んだ。世界選手権代表になるには、全日本選手権(12月25~27日、長野)で優勝することが一つの条件となる。まずは1か月後の決戦へ全力を注ぐことになるが、同代表に選ばれた場合、例年なら国際スケート連盟(ISU)が定める国際大会で一定の技術点を突破し「ミニマムポイント」を獲得する必要がある。
この状況下で今季もミニマムポイントが設定されるのかは現状、不確定なままだが、2月のチャレンジ・カップが村元、高橋組の年明け初戦の候補に挙がっている。結成間もない2人は、目標とする北京五輪までに試合数をこなしたいところ。関係者は「選手の安全と健康を何より最優先しながら考えていくことになる」と強調しつつ、さまざまな可能性を想定しながら北京ロードを歩んでいくことになる。
昨季までは頑なまでに国際試合に出なかった大ちゃんが…。
思い出します。小宮さんの言葉。
「純粋な野心がなければ彼は決して動かない」
それが大ちゃん。
復帰2シーズンは試合で演技をピシッと決められなかったけれど、それはやっぱり「覚悟」の有無があるのかな…。
パッと観はリズムダンスの方がのりやすいプログラムだけど、フリーダンスの方がスルメイカのように、滑れば滑るほど味が出て、どんどん進化を遂げそうな気がします。
来季もフリーは持ち越しで、リズムダンスはデイビッドさんが推してたバイブラフィンガーとか、ダメかしらん?
えみりん🎵