一筋の光
今、ウクライナは悲しい信じたくない事態に見舞われ、北京オリンピックのドーピング騒動も吹き飛ぶような状況です。
私には難しい事は分かりませんが、コロナ禍で必死に生き長らえた命であろうに、なんと惨たらしい事でしょうか。
そのコロナと立ち向かうためにドイツの首相がかつて語った言葉を思い出します。
「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ」
その生命の維持の選択肢も、考える機会すら奪うもの、それが戦争だと思います。
戦う意志のない国が戦地となってしまう理不尽な構図。
やりきれません。
どうか早く終息しますように。
リッポン氏がドーピング騒動の中で語った言葉ではありますが、どうか早く「一筋の光」が見えてきますように。
ドーピングという違反をしてまで栄光を勝ち取ろうと画策する者の傍らで、正正堂堂と勝ち取りに行く者。
その姿とその演技が闇の中で目指すべき道を照らしてくれる。塞がる気持ちを明るくしてくれる。
そんなパワーがフィギュアにもあると私は思っています。
フィギュア女子「日本選手が最高でした」アダム・リッポンが絶賛「大会の一筋の光となってくれてありがとう」(一部抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3145ee758965d6fbc18b526a398c9cc4ef3b47c
アメリカのフィギュアスケート北京五輪代表選手のコーチを務めるアダム・リッポン氏が15日、自身のSNSを更新し、「個人的には日本選手が最高でした」と投稿しました。
平昌五輪団体銅メダルのリッポン氏はアメリカのマライア・ベル選手のコーチとして北京入りしています。
SNSでは「こんなバカげた状況へのマライアの姿勢を誇りに思います。個人的には日本選手が最高でした。スケートの質も解釈も感情も。こんな暗い雲の中での大会で一筋の光となってくれてありがとう」としています。
そして暗い闇の中にいる全ての人にとって、芸術やエンターテイメントが一筋の光となりますように。
えみりん🍀