あの頃の昌磨

私が初めて昌磨の演技をテレビで見たのは、もちろんまだ昌磨がジュニアの頃で、何年くらい前なのかよく覚えていませんが、私のうろ覚えの記憶の中の昌磨の顔つきからして小学校の高学年か中学生でしたが、その演技を見た時、咄嗟に高橋大輔の演技と重なり、高橋大輔を彷彿とさせる原石が出てきたと驚いたのを覚えています。

昌磨13歳
「Fly me to the moon」→「聖者の行進」

そして、あの頃の昌磨はもっと手も腕もひじも足も膝も顔も腰も上半身も、全てが自由に軽やかに昌磨の思うままに動いていたように思うのです。あくまでも私の自分勝手な意見と前以て断言しておきますが、私はそちらが正解だと勝手に思っています。

今の昌磨の演技ももちろん素晴らしいのですが、何か、本来の昌磨の動きが制限されてしまっているように私には見えてしかたありません。

動きがかなり制限された代わりに、時に不要な力が入り、重たさを感じてしまう時があります。

昌磨はきっと「これも本当のボク」と言いそうですね。でもあれも本当の昌磨だと思うのです。せっかく持っているのにもったいないなと……。

昌磨15歳 「Bad Boy Good Man」

いつから変わってしまったのか動画をあさって見てみましたが、昌磨が高校生になったくらいの頃から変わったように感じます。

あくまでも個人の好みの問題かもしれませんが、今の昌磨の演技には素晴らしい重厚感がありますが、重厚感を手に入れた代わりに軽快なリズム感や脱力感を失ってしまったような。

いつのエキシのタイムアフタータイムだったか、素晴らしく脱力感があり、緩急自在で「これだ!」と思った時があります。

大人になった今の昌磨が、あの頃のように自由に軽やかに思うままに曲や音に合わせて体を踊らせて演技をしたら一体、どれほど、どこまで素晴らしいのだろうとワクワク想像してしまいます。

えみりん🎵

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