氷艷~月光かりの如く~

今さらではございますが、先週、子供たちが学校へ行っている日中に氷艶を茶の間席で観させて頂きました。BS放送、本当に有り難き幸せでございます。

前回の氷艶婆娑羅は、ボンビーな私ですが、往復高速バスで片道5時間それも日帰りorzで観て参りましたが、やっと取れた席は2階の一番後ろから2番目(T0T)
お~ろ~ろ~(T0T)

大ちゃんのお顔なんか、ひとつも観られませんでしたが、舞台全体を観る事ができ、チームラボさんの素晴らしいお仕事や舞台装置の配置、演者さんたちの立ち位置など、俯瞰で観る事ができました。

それはそれで楽しく観劇できました。
帰りのバスの中では5時間ずっと、大ちゃんの阿国の舞がエンドレスで再生されておりました。

あの舞は本当に素晴らしかったですね。

阿国の舞

今回は会場で観る事はできませんでしたが、BS放送のテレビ画面で大ちゃんのお顔をハッキリと観る事ができ、大ちゃんが泣いてるシーンと「き~さ~ま~」のシーンと朱雀君が弘徽殿女御を刺すシーンと最後のシーンに目から滝のような涙が…。

愛する母を
母を思う愛で
刺す息子の愛

動画を感謝してお借りします。

日頃から私は大ちゃんが笑えば私も笑けてきてしまうし、大ちゃんが涙を流せば私もついつい泣けてしまいます。

それから演出の面で感動したのは、プロジェクションマッピングの映像が、婆娑羅の時以上に、舞台装置としての役割を果たしていたところ。

それからスケート靴を履いてる人と履かない人と混ざり合って舞台が成り立っていたところ。当たり前のようで当たり前じゃない気がしてね…。

福士さんや波岡さんやあーやさんたちがスケート靴なのはもちろん知っておりましたが、そうではなくて名前が出ない演者さんたちの中でもスケート靴を履いてる人と履かない人が絶妙に混ざり合い、履いていない役者の存在が舞台のリアリティを、履いてる役者が舞台の躍動感をだしていて、それが全体的に観た時に程よく調和の取れた舞台になっているなと。

大ちゃんにとって、台詞あり、歌あり、間違いなく昇華を遂げた氷艷でしたね。

あの方は月でございました。
月は夜の孤独の中でこそ、美しく輝くものでございます。

えみりん🎵

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